住信SBIネット銀行のカードローンを紹介します。
住信SBIネット銀行は、ネットバンクとしての知名度もありますし、SBIグループということでご存知の方も多いのではないでしょうか。
ここでは、そんな住信SBIネット銀行カードローンの申込み方法や返済方法、特徴など基本的なことを紹介しています。
※2019年11月14日時点情報
基本情報
実質年率 | 1.59%~14.79%※1 |
利用限度額 | 最高1,200万円 |
審査時間 | 翌営業日以降※2 |
担保・保証人 | 不要 |
無利息期間 | 無し |
※1 実質年率上限はコースによって異なります。
詳細はカードローンの特徴で紹介します。
※2 申込内容や時間帯によって時間がかかる場合があります。
住信SBIネット銀行カードローンは、個人向け商品です。
利用するには次の条件を満たす必要があります。
・年齢が満20歳以上満65歳以下の個人であること
※法人は不可(個人の場合でも資金使途が事業性資金はNGです)
・安定継続した収入があること
・外国籍の場合は永住者であること
・保証会社の保証を受けられること
・住信SBIネット銀行の普通預金口座を保有していること
※カードローンと銀行口座の同時申込は可能となっております。
必要書類
住信SBIネット銀行カードローンを利用するには「本人確認書類の写し」と「収入確認書類の写し」が必要です。
では、どのような書類が必要となるのか具体的に確認していきましょう。
まずは「本人確認書類」については、次の書類を用意してください。
・運転免許証
・顔写真付きの住民基本台帳カード
・在留カード、特別永住者証明書
・各種健康保険証
・個人番号カード(マイナンバーカード)
・パスポート
全て有効期限内の書類のみ受け付けています。
期限切れの書類は無効になるので気をつけてください。
その他注意事項は下記にまとめましたので、利用する際はご確認ください。
続いて「収入確認書類の写し」について確認していきましょう。
※収入確認書類の写しは、申込み希望額や仮審査承認額により不要となる場合があります。
収入確認書類は「給与所得者の場合」と「個人事業主および法人代表者の場合」では異なるので注意してください。
「給与所得者の場合」は、以下のいずれか1点を用意してください。
1.源泉徴収票
2.市区町村が発行する所得証明書(住民税課税決定通知書等)
3.確定申告書
[税務署への持参又は郵送により提出した場合]税務署の受付印のあるもの
[e-Tax(電子申告)を利用して提出した場合]申告書の写しおよび受信通知
4.給与明細直近1ヵ月分(勤続年数が1年未満で1~3が取得できないとき)
「個人事業主および法人代表者の場合」は、以下のいずれか1点を用意してください。
1.市区町村が発行する所得証明書(住民税課税決定通知書等)ただし納税証明書のときはその1、その2、その3すべてとする
2.確定申告書(付表付)
[税務署への持参又は郵送により提出した場合]税務署の受付印のあるもの
[e-Tax(電子申告)を利用して提出した場合]申告書の写しおよび受信通知
以上がカードローンを利用する際に必要となる書類です。
収入確認書類は不要の場合もありますが、スムーズに審査等を行いたい場合はあらかじめ用意しておくといいでしょう。
取引手数料
取引手数料は、お借り入れや返済等にかかる手数料のことです。
こちらについてはいつでも何度でも無料となっております。
全国の提携ATM(コンビニ含む)を無料で利用できる点は嬉しいですね。
月々の返済額
「ご利用は計画的に」
計画的に利用するために、月々の返済額は覚えておきたいポイントですね。
借入金額によって返済額は異なるのでチェックしておきましょう。
前月末時点の貸越残高 | 返済額 |
2,000円以下の場合 | 前月末時点の貸越残高 |
2,000円超10万円以下 | 2,000円 |
10万円超20万円以下 | 4,000円 |
20万円超40万円以下 | 6,000円 |
40万円超60万円以下 | 8,000円 |
60万円超80万円以下 | 11,000円 |
80万円超100万円以下 | 15,000円 |
100万円超150万円以下 | 20,000円 |
150万円超300万円以下 | 25,000円 |
300万円超400万円以下 | 30,000円 |
400万円超500万円以下 | 40,000円 |
500万円超600万円以下 | 50,000円 |
600万円超700万円以下 | 60,000円 |
700万円超800万円以下 | 70,000円 |
800万円超900万円以下 | 75,000円 |
900万円超 | 80,000円 |
以上が月々の最小返済額となっております。
月々の最小返済額とは別で「追加返済」を行うこともできます。
「まとまったお金が出来たから一括返済がしたい」
「一部繰上返済したい」
このような場合はいつでも返済可能です。
詳しくは後ほど紹介する返済方法をご覧ください。
住信SBIネット銀行カードローンの特徴
住信SBIネット銀行カードローンの特徴とは何か?
カードローンの利用を考えている方には気になるポイントですよね。
ここでは、そんな方々に向けて5つの特徴を紹介します。
2つのコースがある
住信SBIネット銀行カードローンは、審査結果に応じて「プレミアムコース」と「スタンダードコース」の2つのコースに分けられます。
そしてコースによって適用される金利も異なります。
プレミアムコースの場合は「1.59%~7.99%」
スタンダードコースの場合は「8.39%~14.79%」です。
プレミアムコースの方が金利が低いので魅力的ですが、消費者金融と比較した場合はスタンダードコースも十分低金利です。
銀行だからこそできる金利設定といえるでしょう。
嬉しい低金利!条件付きでさらに引き下げ!
1つ前でも金利について触れましたが、一定条件を満たすことでさらに金利を引き下げることができます。
・ミライノカード(JCB)保有で引落口座設定
年0.1%引下げ
・SBI証券口座保有登録済み、または住宅ローン残高がある
年0.5%引下げ
最大0.6%の金利引き下げが可能です。
スタンダードコースの「14.79%」に適用されている方でしたら、「14.19%」まで金利が引き下げられることになります。
プレミアムコースの「1.59%」に適用されている方でしたら、なんと「0.99%」まで引き下げられ「1%」を切ります。
ATM手数料が無料!
コンビニATMなど利用する場合、取引ごとに手数料がかかるカードローンもあります。
一回の手数料は数百円ですが、何度か利用しているうちに「手数料だけで1,000円、2,000円払っている」なんてことも珍しくありません。
しかし住信SBIネット銀行カードローンではATM手数料が「いつでも何度でも0円」となっています。
カードローンの使い方は人それぞれあると思いますが
月に複数回、小額利用をする方などには嬉しいポイントになるのではないでしょうか。
返済額は毎月2,000円~
消費者金融で10万円を借りると、多くの場合は4,000円~5,000円程度の返済額が必要です。
しかし住信SBIネット銀行カードローンで10万円借入をした場合、月々の返済額は2,000円からとなっております。
「無理のない返済額となっているので返済計画が立てやすい」
この点は嬉しいポイントになりますね。
余裕がある時は追加返済を行うことで早期完済も可能です。
この辺りも上手く活用して、利用することをオススメします。
住信SBIネット銀行の口座が必須
住信SBIネット銀行カードローンを利用するには住信SBIネット銀行の口座が必須となります。
同時申込みが出来る点は良いところではありますが
中には既に複数の銀行口座をお持ちで「口座自体は増やしたくない」という方もいると思います。
そのような方にはデメリットに感じられるかもしれません。
申込み方法
カードローンの申込み方法は「インターネットからのお申込み」になります。
24時間お申込み可能ですので、忙しい方などでも自分の好きなタイミングで申込むことができます。
住信SBIネット銀行の口座を同時申込みすることもできるので、お持ちじゃない方は同時申込みをしましょう。
借り入れ方法
お借り入れをするには、以下の方法があります。
・パソコンからお借り入れ
パソコンを利用し、代表口座の円普通預金へ借入額を振替することができます。
「支払いの引落しなどで少し足りない」
こんなときに便利に利用することができますね。
・提携ATMからのお借り入れ
コンビニなどの提携ATMを利用して借り入れをする方法です。
この場合は住信SBIネット銀行のキャッシュカードが必要です。
ATM操作画面に「カードローン」の表示が出るので選択し、次に「お借り入れ」を選択して手続きをします。
キャッシュカードの引出限度額は、カードローンの借入額を含めた金額となります。
1日あたりの引出限度額は0円~200万円の範囲内で指定可能ですが、初期設定では50万円に設定されています。
大きな金額を借入したり、引き出す場合はWEBサイトから設定変更が可能なので変更を行いましょう。
・スマホやモバイルサイトからお借り入れ
スマホや携帯電話からお借り入れも可能です。
スマホの場合は、住信SBIネット銀行のスマホアプリからでも利用可能です。
増額方法
住信SBIネット銀行カードローンでは、保証会社により増額方法が異なります。
▼オリックス・クレジット保証の場合
契約変更(商品切替、商品切替と同時の増額)お申込みが可能です。
但し、下記に該当する場合は、申込みをすることはできません。
・住信SBIネット銀行で契約しているローンを延滞中の場合
(カードローンに限らず、住宅ローンや目的ローン等も含む)
・カードローンの新規お借り入れが中止となっている場合
・住所不定など様々な理由で取引に制限がある場合
・申込み時の年齢が満65歳を超える場合
▼SMBCコンシューマーファイナンス保証の場合
メッセージボックスの「重要なお知らせ」で『カードローン増額申込みのご案内』を受け取られた方のみお申込みが可能です。
このメッセージは、増額が可能な方のみにお知らせしている案内となっています。
この場合は通知した「増額後のご利用限度額」以内で申込むことができます。
通知がない方は増額のお申込みはできません。
返済方法
住信SBIネット銀行カードローンの返済方法と返済日については、次の通りです。
・返済方法:「代表口座の円普通預金」からの自動引落し
・返済日:毎月5日(銀行休業日の場合は翌営業日)
自動引落しされる返済額は、月々の最小返済額となっております。
「残高不足で引落しができなかった・・・」
こんなことにならないように気をつけましょう。
また、SBIハイブリッド預金や目的別口座を利用している方は注意してください。
自動引落しされるのは「代表口座の円普通預金」です。
SBIハイブリッド預金や目的別口座に十分な資金があっても、「代表口座の円普通預金」に残高がない場合は自動引落しされません。
この点は覚えておくようにしましょう。
追加返済(随時返済)
銀行からの自動引落しは、毎月決まった金額を返済していきますが
「まとまったお金が入ったから返済にまわしたい」
このような状況も出てくると思います。
その場合は、以下の方法で追加返済をすることが可能です。
・インターネットからの返済(一括もしくは金額指定)
・ATMからの返済(金額指定のみ)
インターネットからの返済は、一括返済と金額指定の一部繰上返済が可能です。
WEBサイトへログインし、カードローンから追加返済を選択して返済をします。
ATMからの返済は、インターネットとは違い「金額指定の一部繰上返済のみ」可能となっております。
カードローンを選択し、返済を選択して手続きを行います。
銀行に入金するようにいつでも簡単に返済が可能です。
まとめ
住信SBIネット銀行カードローンの金利は比較的低めに設定されています。
ATM手数料も無料となっているので
「お金は借りたいけど、なるべく低めの金利がいい」
「なるべく無駄な出費は避けたい」
そのような方にはオススメの銀行カードローンです。
またSBI証券口座など合わせて利用すると金利引き下げなどもありますので、該当する方はこちらの利用を検討してみてはいかがでしょうか。