
キャッシングサービスには消費者金融のほかにクレジットカード会社や銀行が出しているものもあります。
このページで取り上げるのはみずほ銀行の「みずほ銀行カードローン」です。
どんな特徴があるのか。
基本情報から他社と比べたときのメリット、申込み方法までまとめました。
要点まとめ(2026年9月時点)
- 金利は年2.0%~14.0%、ご利用限度額は10万円~800万円。2026年7月8日から限度額100万円以上800万円未満の金利が年0.2%上がりました。
- 申込めるのは契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満で、安定かつ継続した収入のある方。返済用にみずほ銀行の普通預金口座が必要ですが口座開設と同時に申し込めます。
- インターネット申込みなら最短当日に審査結果が届きます(口座をお持ちの方)。口座をお持ちでない方は借入れまで最短2~3日です。
- 返済日は毎月10日。返済額は残高10万円以下なら2,000円(限度額200万円以上の契約なら残高20万円以下で2,000円)からで、残高に応じて増えます。
- 借入れはみずほダイレクト(24時間・1円から)か、お手持ちのキャッシュカードでみずほ銀行ATM・コンビニATMから。
条件は変わることがあるので、申込前に公式サイトでご確認ください。
基本情報
| 実質年率 | 2.0%~14.0% |
| 利用限度額 | 10万円~800万円 |
| 審査時間 | 最短当日※ |
| 担保・保証人 | 不要 |
| 無利息期間 | 無し |
※審査時間は申込み方法により異なります。
・インターネット申込み:最短当日に回答(みずほ銀行の普通預金口座をお持ちの方)
・電話申込み:申込受付後翌々営業日以降に回答
口座をお持ちでない方が口座開設と同時に申し込むと、借入れができるのは最短2~3日後です。
限度額ごとの金利
金利は審査で決まるご利用限度額によって決まります。変動金利で2026年7月8日に一部の限度額で年0.2%引き上げられました。
| ご利用限度額 | 基準金利(年) | 住宅ローン利用者の引き下げ後 |
|---|---|---|
| 10万円以上100万円未満 | 14.0% | 13.5% |
| 100万円以上200万円未満 | 12.7% | 12.2% |
| 200万円以上300万円未満 | 9.7% | 9.2% |
| 300万円以上400万円未満 | 7.7% | 7.2% |
| 400万円以上500万円未満 | 6.7% | 6.2% |
| 500万円以上600万円未満 | 5.7% | 5.2% |
| 600万円以上800万円未満 | 4.7% | 4.2% |
| 800万円 | 2.0% | 1.5% |
申込めるのは契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満で安定かつ継続した収入が見込め、保証会社(オリエントコーポレーションまたはアイフル)の保証を受けられる方です(外国籍の方は永住許可が必要)。遅延損害金は年19.9%です。

必要書類
必要書類は本人確認書類と収入証明書類です。
収入証明書類は希望するご利用限度額が50万円を超える場合に必要です。
審査の途中で提出を求められることもあるので、先に用意しておいてもいいと思います。
それぞれ使える書類は次のとおりです。
まず本人確認書類。
・運転免許証
・運転経歴証明書(2012年4月1日以降の発行分)
・マイナンバーカード
・パスポート(写真と住所のページ)
・各種資格確認書
・印鑑証明書
・住民票
・在留カード
・特別永住者証明書
※いずれか1通でよく、氏名・住所・生年月日の3つが記載されたものに限ります。各種健康保険証は2025年12月1日以降は本人確認書類として使えません。
※みずほ銀行の口座をお持ちでない方は運転免許証・マイナンバーカード・特別永住者証明書(外国籍の方は在留カード)のいずれかを本人確認アプリで提出します。
※住所変更等で裏面に住所がある場合は裏面の提出も忘れずに。
※住民票や印鑑証明書は発行より3ヶ月以内のものに限ります。
続いて収入証明書類です。
・源泉徴収票
・住民税決定通知書または課税証明書
・納税証明書(その1・その2)
会社員の方は源泉徴収票で問題ありません。一方で個人事業主や経営者の方は源泉徴収票以外を用意する必要があります。
収入証明書類が必要となるのは「希望するご利用限度額が50万円を超える場合」です。
インターネット申込みで仮審査の結果の限度額が50万円以下の場合や、50万円以下の限度額で契約を希望する場合は提出の必要はありません。
ただ審査の途中で必要になることもあるので、準備しておくのが無難です。
取引手数料
みずほ銀行カードローンは手数料・保証料はかかりません。ただATMを使う時間帯によっては所定の手数料がかかる場合があります。
ATM手数料等を0円にするには、みずほマイレージクラブ(年会費無料)に入会して次のいずれかの条件を満たすことが必要です。
・給与または年金をみずほ銀行で受け取る
・対象カードのいずれかを利用する
・お預かり残高の合計が300万円以上
月々の返済額(残高スライド方式)
みずほ銀行カードローンの返済日は毎月10日です。前月10日現在の利用残高(利息の組み入れ後)に応じて返済額が決まります。
10日が銀行休業日なら翌営業日です。
(1)2012年7月31日以降に契約の締結あるいは変更を行い、かつご利用限度額が200万円以上(変更を行った場合は変更後のもの)の場合
| 前月10日の利用残高 | 毎月の返済額 |
|---|---|
| 2千円未満 | 前月10日現在の利用残高 |
| 2千円以上20万円以下 | 2,000円 |
| 20万円超40万円以下 | 4,000円 |
| 40万円超60万円以下 | 6,000円 |
| 60万円超80万円以下 | 8,000円 |
| 80万円超100万円以下 | 10,000円 |
(1)では利用残高が20万円増すごとに2,000円ずつ増えます。
(2)上記(1)に該当しない場合
| 前月10日の利用残高 | 毎月の返済額 |
|---|---|
| 2千円未満 | 前月10日現在の利用残高 |
| 2千円以上10万円以下 | 2,000円 |
| 10万円超20万円以下 | 4,000円 |
| 20万円超30万円以下 | 6,000円 |
| 30万円超40万円以下 | 8,000円 |
| 40万円超50万円以下 | 10,000円 |
(2)では利用残高が10万円増すごとに2,000円ずつ増えます。2012年7月31日の改定前に契約・変更した方は限度額にかかわらず(2)の返済額です。
(1)と(2)では同じ残高でも返済額が違います。
自分がどちらにあたるのか分からなければ、みずほ銀行カードローン専用ダイヤルで聞くのが早いです。なお金利の見直しによって毎月の返済額が利息額を下回る場合があります。
みずほ銀行カードローンのメリット
ほかのカードローンではなくみずほ銀行カードローンを選ぶ理由はどこにあるのか。
検討するなら魅力やメリットも気になるところですよね。
ここではみずほ銀行カードローンの良いところを挙げていきます。
銀行だからできる低金利
消費者金融の上限金利が軒並み18%前後なのに対し、みずほ銀行カードローンは14%です。
銀行のカードローンは金利が低めに設定されているものが多く、ここは素直にメリットだと思います。
とくに借入額が大きく返済が長引く場合は、この数%の差が効いてきます。
来店不要のWEB完結
みずほ銀行カードローンは来店しなくても申し込めます。
本人確認書類の提出もインターネット環境があればできるので、WEB完結です。
すでにキャッシュカードを持っていれば、そのキャッシュカードでカードローンを使えるのも便利な点です。

自動貸越機能・自動融資サービス
みずほ銀行カードローンに付いているのは、「自動貸越機能」と「自動融資サービス」の2つの機能です。
2つの名前は似ていますが別々のサービスなので、違いを知っておいて損はないと思います。
自動貸越機能は銀行口座から引き出すときに不足分があれば自動でお金を貸してくれます。
自動融資サービスは公共料金やクレジットカードなどの自動引落しで不足が出たときに自動融資してくれるサービスです。
※みずほ銀行カードローンの返済は対象外です。
みずほ銀行カードローンのデメリット
良い点がある一方で、人によってはデメリットに感じるところもあります。
具体的にどこが気になりやすいのか。
順に書いていきます。
みずほ銀行の口座は必須
みずほ銀行カードローンを使うにはみずほ銀行の口座が必要です。
口座がない方は申込みのときに同時に申し込めますが、人によっては面倒に感じるかもしれません。
とはいえ口座開設とカードローンは同時にインターネットで申し込めます。キャッシュカードが届く前でもみずほダイレクト(アプリ・ブラウザ版)から借入れができます。
審査に時間がかかる
消費者金融と比べると銀行の審査は厳しく時間もかかります。
インターネット申込みなら審査結果は最短当日です。ただ最短当日の回答はみずほ銀行の普通預金口座を持っている方に限られ、口座がない方は借入れまで最短2~3日かかります。
「今日中に必要なんだけど・・・」
そういう方には大きなデメリットになりそうです。
金利の低さは魅力です。それでもどうしても今日中に借りたいなら審査の早い消費者金融を選ぶのも手だと思います。
申込方法
公式サイトで案内されているみずほ銀行カードローンの申込み方法は次の2つです。
申込み方法によって受付時間や審査結果が出るまでの時間が違います。
・インターネットからの申込み
受付時間は24時間
いつでも申込み可能なので忙しい方でも利用することができます。
みずほ銀行の口座をお持ちでない方も口座開設と同時に申し込めます。
審査結果は最短当日に回答されます(みずほ銀行の普通預金口座をお持ちの方)。
・電話による申込み
みずほ銀行カードローン専用ダイヤル(0120-324-555、新規/増額は[1#])で受け付けています。
受付時間は月曜日~金曜日9:00~18:00までとなっています。
12月31日~1月3日、土・日曜日、祝日・振替休日は休業日です。
電話申込みならオペレーターに相談しながら進められます。
本人確認のためにみずほダイレクトご利用カードか普通預金通帳を手元に用意します。
審査結果は申込受付後の翌々営業日以降です。
なおみずほ銀行や保証会社(オリエントコーポレーションまたはアイフル)から、申込内容の確認のために本人や勤務先に電話がかかる場合があります。
借入方法
みずほ銀行カードローンの借入方法はいくつかあります。
・みずほダイレクト
・ATMの利用
・自動貸越機能
・スイングサービス
それぞれやり方や中身が違います。
特徴を順に見ておくと選びやすいです
みずほダイレクト
みずほダイレクトはみずほ銀行のインターネットバンキングです。
みずほ銀行に口座がある方なら使ったことがあるかもしれません。
このみずほダイレクト(アプリ・ブラウザ版)にカードローン口座を登録すれば、スマホやパソコンからカードローンで借入れができます。
24時間・手数料なしで1円から借入れ可能です。
一部使えない時間帯があるので、公式サイトの利用時間は一度見ておくと安心です。
ATMの利用
ATMを利用して借入をする方法もあります。
使えるATMは次のとおりです。
・みずほ銀行ATM
・セブン銀行ATM(セブンイレブンなどにあるATM)
・E-net(ファミリーマートなどにあるATM)
・ローソンATM(ローソンなどにあるATM)
コンビニによっては上記のATMが置かれていないこともあります。
その場合は使えないので、よく行くお店のATMはチェックしておくといいでしょう。
※新規契約はキャッシュカード兼用型で、お手持ちのみずほ銀行のキャッシュカードで借入れできます(カードローン専用型は新規受付を停止)。
ATMの利用時間はATMの設置場所や提携先によって違います。
夜間などATMが使えない時間帯もあるので、使うATMの時間は公式サイトや提携先で調べておきます。
自動貸越機能
自動貸越機能はキャッシュカード兼用型の場合だけ使えるサービスです。カードローン専用型では使えません。
銀行預金口座から引き出すときに足りない分を自動的にカードローンから借りられる機能です。
たとえば銀行口座の残高が10,000円だとします。
普通なら10,000円しか引き出せませんが、自動貸越機能があれば10,000円以上の引き出しもできます。
30,000円を引き出すと、足りない20,000円はカードローンから自動的に借りる形です。
スイングサービス
スイングサービスには「自動振替サービス」と「自動融資サービス」があります。
キャッシュカード兼用型なら自動振替サービスだけははじめから付いています。自動融資サービスを使いたいときは申込みが必要です。
カードローン専用型では、どちらも申し込まないと使えません。
中身はそれぞれ次のとおりです。
・自動振替サービス
自動振替サービスはカードローン口座へカードで入金したときに入金後の残高がプラスになる場合、そのプラス分をみずほ銀行の返済用口座に自動的に入金するサービスです。使えるのはみずほ銀行ATMとコンビニATM(イーネット・ローソン銀行)で、セブン銀行ATMでは使えません。
コンビニATMなどでは小銭で返済できませんよね。
でも最後の返済額などで端数が出ることはよくあります。
そんなときに端数を自動で戻してくれるのがこのサービスです。
・自動融資サービス
自動融資サービスは公共料金や家賃などの引落しで口座残高が足りないときに自動融資してくれるサービスです。
自動で貸してくれる点は自動貸越機能と似ています。ただ自動融資サービスの対象は公共料金などの自動引落しで、預金の引き出しやカードローン返済は対象外です。
使うなら覚えておきたい点です。
自動貸越機能やスイングサービスは、いざというときに助かります。
ただ自動で借りる仕組みなので、預金残高を把握していないと気づかないうちに借入れが増えていることもあります。
ここは気をつけておきたいところです。

増額方法
みずほ銀行カードローンは再申込みで増額できます。
・インターネットからの申込み
・電話での申込み(0120-324-555[1#]、平日9:00~18:00)
受付時間ははじめの申込みと同じです。
忙しくて時間がない方はインターネットからの申込みを。
わからないことがあれば電話でオペレーターに相談しながら進めるのがいいでしょう。
返済方法
みずほ銀行カードローンの返済方法は自動引落しとなります。
毎月決まった日に返済用口座から自動的に返済する方法です。
このほかに任意返済(繰上げ返済や一括返済など)をする為の返済方法もあります。
・ATMを利用して返済
・みずほダイレクトを利用して返済
余裕があるときや早めに返済を終わらせたいときはこちらの方法を使います。ただ任意返済をしても毎月10日の約定返済は別に引き落とされます。またATMやみずほダイレクトでは貸越利息の清算ができないので、利息も含めて全額を返済するときは店舗での手続きが必要です。
みずほ銀行カードローンまとめ
みずほ銀行カードローンはメガバンクのカードローンなので安心して使えます。
自動融資サービスなどもあるので、みずほ銀行の口座と合わせて使えばより便利になりそうです。
ただ銀行なので審査にやや時間がかかります。
すぐに借りたい人には不向きですが
「今は困ってないけど、いざという時のために契約したい」
という方には向いていると思うので、候補の一つに入れてみてはどうでしょうか。


