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ボーナス一括払いでキャッシングはできる?繰上げ返済や一括返済との違いとは?

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「キャッシングをボーナス一括払いで…」
このように考える人は意外と多いです。

おそらくクレジットカードでショッピングをする時に「ボーナス一括払い」という支払方法があるからでしょう。

それではキャッシングはどうなのでしょうか。

結論からいうとボーナス一括払いの選択はできません。

主な返済方法は「リボ払い」もしくは「一括返済」となっています。
これは消費者金融会社も銀行カードローンも同じです。

ただ、追加返済(繰上げ返済)を上手く活用することで、後日一括返済をすることはできます。

当記事ではキャッシングにおける基本的な返済方法、追加返済(繰上げ返済)を上手く活用するということをわかりやすくまとめています。

 

キャッシングの返済方法

各消費者金融や銀行によって、返済方法はいくつか用意されています。

主な返済方法として以下のものがあります。

・口座振替(自動引落し)
・インターネット返済
・ATMでの返済
・指定口座への振込

それでは各返済方法について内容を確認していきましょう。

 

口座振替(自動引落し)での返済方法

口座振替(自動引落し)の場合は、毎月返済日がくると自動的に返済額が引落しされます。

ですから「うっかりミス」を防ぐことができます。

「しまった!昨日返済日だったんだ…」
そう経験された方も実際に居ると思います。

単純な「うっかりミス」でも、簡単には済まないケースもあるので大きなメリットになると思います。

簡単には済まないケースとは?
  • 返済が遅れたことでカードの利用停止
  • 信用情報に事故履歴が残る
  • 遅延損害金の発生

遅延損害金は「うっかりミス」がなければ支払う必要なかったお金です。
無駄なお金がかかることもありますし、最悪のケースではカードの利用停止になる可能性もあります。

返済トラブルとならない為にも「口座振替(自動引落し)」による返済方法は◎と言えます。

「忘れっぽいから返済が不安」
「毎月決まった日にキッチリ返済したい」

そんな方は口座振替による返済方法がベストだと言えるのではないでしょうか。

 

インターネットでの返済方法

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ここ数年で利用できる金融機関が増えていることから、スタンダードな返済方法として挙げられます。

インターネットという特性柄、24時間いつでも返済可能というのがメリットといえるでしょう。

ただ、インターネットでの返済はインターネットバンキングが必要となります。

お持ちじゃない場合は各金融機関でインターネットバンキングの利用手続きが必要となります。

 

ATMでの返済

カードローンはキャッシュカードやローンカードを使ってATMで返済もできます。

利用可能なATMは各金融機関によって違いはありますが、コンビニATMも利用できるのでいつでも返済できるメリットがあります。

ただし、ATM返済の場合は、ATM利用手数料や時間外手数料がかかる可能性があります。
※金融機関によって手数料が無料となっている場合もあります。

繰り返し利用することで、手数料も大きな金額になりますので、この点はデメリットになってしまうでしょう。

 

指定口座への振込

指定口座への振込による返済方法もあります。

初めからマイページなどに返済用口座として用意されているところもあれば、繰上げ返済をしたい時に連絡して指定口座を確認するところもあります。

最近はネット銀行を利用している人も多く、自宅にいながら振込ができるため、振込による返済をされる方も増えています。

ただ、この場合も金融機関所定の振込手数料がかかる可能性があります。

 

追加返済(繰上げ返済)とは?

追加返済とは、毎月の返済とは別で返済することをいいます。

「追加返済」には別の言い方もあります

・任意返済
・随時返済
・繰上げ返済

金融機関によって、上記のように表記されていることがあるので覚えておきましょう。

「ボーナス一括払い」について冒頭でも触れましたが、消費者金融や銀行カードローンにはそのような返済システムはありません。

これはよく言われている理由として挙げると、キャッシングは金利(利息)を稼ぐという観点から、貸す側からすると出来るだけ長い期間貸したい・早期で返済されてしまう形を基本的に望まないわけです。

つまり、あえて「ボーナス一括払い」という返済システムを採用していないという事になります。

しかし、追加返済を活用することで、ボーナス一括払いと同じような形で返済することは可能です。

もちろん、追加返済をするまでの期間は決められた返済をしていく必要がありますが、追加返済をすることで本来かかるはずの利息負担を減らすことができます。

 

例)10万円を実質年率18.0%で借りた場合

10万円を実質年率18.0%で借りた場合、A社では最小返済額が4,000円となっています。

仮に毎月4,000円を返済していく場合は、完済まで32ヶ月かかります。

そして全て返し終えた時に返済総額は126,271円となります。
つまり、利息を26,271円支払ったことになります。

しかしボーナスが出た時に一括払いをすると、返済回数にかかる時間や返済総額(利息負担)を減らすことができます。

細かい点は省略しますが、具体的に数字を出して説明すると以下のようになります。

5ヶ月目の返済で一括払い(追加返済)をした場合

最初の4ヶ月は最小返済額の4,000円を返します。
4ヶ月目の返済後残高は89,829円です。
ここまでに支払った金額16,000円(内、約6,000円は利息)となります。

ここで5回目の返済日はボーナス後なので残金89,829円を一括返済します。
この時にかかる利息は約1,300円です。

16,000円 + 89,829円 + 1,300円 = 107,129円

5ヶ月目に追加返済で全て返すと107,129円となります。

126,271円」-「107,129円」=「19,142円

19,142円分の利息負担が軽減されたことになります。

借り入れ金額が大きい場合は、これ以上の負担が軽減されます。

つまり、一括返済におけるメリットは「早期返済できる点」と「通常の利息負担の軽減」です。
早期返済で気持ちにゆとりができ、なおかつ、利息の負担も軽減できるのは大きなメリットになります。

キャッシングサービスやカードローンを利用される際は、皆さんも追加返済の存在をしっかり覚えておくようにしましょう。

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